こんにちは、おがわ歯科クリニックの杉本です。
先日、口腔外科専門の岩田先生に大学生の娘の親知らずを抜歯してもらいました。
娘の親知らずは、歯が完全に埋まっているので、抜歯する場合大学病院など口腔外科で抜歯する事になります。
大きい病院だと、抜歯中に何かあれば他の科の医師も駆けつけて、すぐに緊急措置してもらえるという利点があるからです。ただし抜歯迄に数回来院しなければならないし、初診日に診察してもらった先生と違う先生が抜歯する事もあり、先生を選べません。そのため、どこで歯を抜くか悩んでいました。
そんな時、テレビの『情熱大陸』に出演されている岩田先生を娘と一緒に見ました。
その岩田先生がおがわ歯科クリニックで第1水曜日に診察されているので、先日相談に行きました。
娘の場合先に書いたとおり下の親知らずが完全に埋まっていて、パノラマ(口全体のレントゲン写真)を撮ると、下歯槽管(下歯槽管神経)という下顎の骨の中にある神経と血管が走行している管が親知らずと接近しているので、念のためCT撮影をしてもらいました。
その結果、岩田先生から娘の場合この親知らずを抜くには、歯を分割して抜歯するので、抜歯後腫れます。
抜歯中に下歯槽管の神経に触れた場合、下口唇周囲が痺れる時がありますが、回復する事がほとんどです。
CTで下歯槽管の場所を確認したので、なるべく触れないようにしますが、リスクもあるので自分自身で決めてください。
と、言って少し考える時間をとってくださいました。
すると娘は、「大学生活が忙しく春休みや、夏休みなど長期休暇の時しか、時間がとれない。
就職活動中や、将来妊娠した時に歯が痛くなるのは、絶対嫌。
今だと岩田先生に抜歯してもらえるし、もし抜歯後腫れても今ならゆとりがあるので腫れても大丈夫」と、その日のうちに親知らずを抜歯してもらいました。
抜歯後腫れましたが、下口唇の痺れもなく、経過良好で1週間後には、抜糸してもらいました。
夏休みには、反対側の親知らずも抜歯してもらうと言って、予約して帰りました。
岩田先生ありがとうございました。(^ー^)✌